なぞなぞのひとつに三段謎というのがある。
AとかけてBととく。そのココロはCだ、というあれだ。
この三段謎、作文にも応用できそうだが、実際のところ、どうなのだろうか?
うまく決まれば説得力が上がるし、ひねりが効いていて文章としてもたしかに面白いものになるだろう。
しかし問題もある。論理にアクロバット的な飛躍があるため詭弁が入り込みやすいことだ。その結果、書く側も知らないうちに間違った論証をしてしまう危険性がある。
したがって厳密な論理が要求されないエッセイなどを除ければ、この三段謎はあまりおすすめできない。少なくとも論説文など実用的な文章では少々平板になってもやはりきちんとした論証方法を用いるべきだろう。
売るためのマーケティングから課題解決のためのマーケティングを提唱する独立系シンクタンク「ミライニウム」を主宰するマーケティング研究者。コピーライター、雑誌ライター、プランナーとして30年以上にわたり、マーケティングの実践および研究を続けている。北軽井沢隣接宣伝研究所所長。