ブランドとは魔法である。
それは効果的であるという不思議な魅力を放っている。
ブランドとは薬である。
しかしそれが効果がないと分かれば魔法は急速に消え失せる。
ブランドとは約束である。
ブランドが魔法であり、薬であり続けるには、その約束を守り続けなければならない。
だから
ブランドを作るには、できない約束はしないこと。それは約束ではなく、嘘である。「ほら」である。
だから
強いブランドを作るには、できるだけ小さな約束にしよう。
そしてそれを永遠に守り続けよう。
それがブランドづくりの要諦である。
売るためのマーケティングから課題解決のためのマーケティングを提唱する独立系シンクタンク「ミライニウム」を主宰するマーケティング研究者。コピーライター、雑誌ライター、プランナーとして30年以上にわたり、マーケティングの実践および研究を続けている。北軽井沢隣接宣伝研究所所長。