これまでのマーケティングは企業側に立ち、その販売を支援するものでした。いわば販売支援サービスです。
それに対し、情報の洪水の中で立ち往生する生活者のために商品情報を整理してあげるアフリエイトは購買支援サービスといえるでしょう。
ただし、アフリエイトというビジネスモデルが、販売マージンに紐づいている限り、いくら見た目が購買支援サービスであったとしても実質的に販売支援サービスであることに変わりありません。
真の購買支援サービスの登場が待たれるところです。
売るためのマーケティングから課題解決のためのマーケティングを提唱する独立系シンクタンク「ミライニウム」を主宰するマーケティング研究者。コピーライター、雑誌ライター、プランナーとして30年以上にわたり、マーケティングの実践および研究を続けている。北軽井沢隣接宣伝研究所所長。