商品力はある。アクセスもある。なのに売れない…。それはコンセプトに問題があるせいかもしれません。
サイトの反応率を根本から高める最終兵器・コンセプトチューニング
売れないのはコンセプトが的外れなのが原因です。
「ホームページの売上が伸びない…」。そういって嘆くウエブ担当者の声をしばしば耳にします。それも多額な予算をつぎ込んで作った、見た目も「かっこいい」ホームページのはずなのに…です。なぜ売上げが伸びないのでしょうか? 原因を調べていくと必ずのように突き当たるのがコンセプトです。
コンセプトというのは的を定めることに似ています。どんなに強力な弓矢であっても的をはずしたら意味がないのと同様、どんなに「かっこいいデザイン」のホームページであっても、内容が的はずれでは期待した成果を得ることはできません。
一方、それとは反対にデザインがいまいちでも内容さえ的を射たサイトであれば必ず一定以上の成果を上げているものです。これは何を意味しているのでしょうか? それはサイトの反応率を左右する最大の要因はコンセプトであるということです。
コンセプトが明確になるコンセプトチューナー
では、このコンセプトの良し悪しはどうやって判断したら良いのでしょうか? じつはそれを教えてくれる便利なツールがあります。ここにご紹介するコンセプトチューナーがそれです。
これは、マーケッターやコンサルタントなどプロだけが知っている「曰く言い難し」のノウハウを一種のアルゴリズムとして公式化。Q&A形式のシンプルな問診型シートにまとめたもので、質問に答えていくだけで最適なコンセプトを教えてくれるというユニークなマーケティングツールです。
多額な料金を払って専門家に依頼せずとも、自分ひとりで自社のコンセプトを客観的な視点から分析できるこのコンセプトチューナー。コンセプトが正しい方向を向いているかを確認したい、またより的を射たコンセプトーーパワーコンセプトを開発したいという方にはとても便利なツールとなるはずです。
売るためのマーケティングから課題解決のためのマーケティングを提唱する独立系シンクタンク「ミライニウム」を主宰するマーケティング研究者。コピーライター、雑誌ライター、プランナーとして30年以上にわたり、マーケティングの実践および研究を続けている。北軽井沢隣接宣伝研究所所長。