これからは雇われない生き方がフツーになる?
会社に依存しないで生きていきたいーー。
このところ、フリーランスや起業といった、いわゆる雇われない生き方(働き方)をしたいという人が増えています。
背景にあるのは、終身雇用制の崩壊、非正規雇用の増加、企業の短命化など働き方をめぐる大きな変化だといわれていますーー。
かつて会社員として働くというのは、一度そのレールに乗ってしまえば一生安泰な暮らしが保証されるという点である意味、楽な生き方でした。ところが、いまや必ずしもそうではありません。
場合によっては、いや場合によらずとも、いつ会社をクビになり失業するかわからなくなってきたのです。
そのため、自ら望んでというより、なんらかの事情により「雇われない生き方」を選択せざるをえない、もしくは将来の選択肢に加えざるを得ない人たちが増えているのでしょう。
日本は雇われない働き方後進国
じつは、こうした傾向は日本ばかりでなく海外でもみられます。
たとえば、米国人のダニエル・ピンク氏が著した「フリーエージェント社会の到来ー『雇われない生き方』は何を変えるか』(ダイヤモンド社)によると、米国では労働者の4人に1人がフリーエージェント(雇われない人)として働いているといわれています。
またオランダではZZPと呼ばれる個人事業主が急増しており、オランダで働いている人の6人の1人は経営者であるといわれています。
こうした国々でも背景にあるのは、働き方をめぐる社会の変化です。人生設計をする上で、会社員という身分が必ずしも万人にとってのベストな選択肢ではなくなっているのです。
働き方に関していえば、日本はいまだ後進国です。その点からすると、これらの事例は日本の未来を暗示しているようにもみえます。つまり、将来、日本もまた米国やオランダのように「雇われない生き方」を選ぶ人が増える可能性があるということです。
そして、もしそうであるならば、いざその時になってからあわてないよう、今から準備を整えておくのが賢明というものでしょう。
そこで、この記事では、近い将来やってくるであろう「雇われない時代」を生き抜くための具体的な方法について、できるだけ詳しく解説してみました。
最後までお読みいただければ、これからの「雇われない時代」を生き抜くための心構えと具体的な方法がわかると同時に、あなたが直面する個別の事情に対してもきっとなんらかの洞察が得られることと思います。
雇われない生き方とは?
雇われない生き方とはいったいなんでしょうか? この手のものは正確な定義を追求していくとわけがわからなってしまいますので、ここではシンプルに「会社などに雇用されない生き方」ということにしたいと思います。
ただし、当然ではありますが、なんらかの形で収入を得ないかぎり、生きていくことはできません。そのため、ここでは「雇われない生き方」を「雇われない働き方」と同じ意味の言葉として扱うことにします。
また、そうした雇われない働き方をする人を「フリーエージェント」と呼ぶことにします。
雇われない生き方というのは「会社などの組織に雇用されることなく自分の収入を自分で稼いでいく生き方」のことだにゃ!
フリーエージェントが収入を得る方法としては、大きく次の四つがあります。
1、フリーランス
2、自営業
3、起業
4、バイト
それぞれについてはのちほど詳しく解説します。
雇われない生き方のメリット
雇われない生き方の最大のメリットは、なんといっても会社員にはない自由が得られることでしょう。なかでも、もっとも特徴的なのが次の三つの自由です。
1、時間の自由
ひとつ目は時間に縛られない自由です。朝、決まった時間に出社する必要もなければ、終業時間まで行動の自由を制限されることもありません。好きな時間に起きて、好きな時間に自分のペースで働くことができる、つまり時間の自由が得られるのがフリーエージェントの一番のメリットといえるでしょう。
2、組織からの自由
もうひとつは組織からの自由です。複雑な社内の人間関係にわずらわされない自由といってもよいでしょう。もちろん嫌な上司やいじわるな同僚に悩まされることもありません。
誰にも気兼ねすることなく、しかも自分の好きなやり方で働けるのもフリーエージェントならではのメリットです。
3、仕事を選べる
会社員など組織人の場合、気が進まない仕事でも拒否できませんが、フリーエージェントならば、嫌な仕事は「いや!」と拒否することができます。仕事を受けるか受けないかはあくまでも本人次第だからです。
嫌な仕事ばかりやっているとストレスがたまり、人によっては重圧に押し潰されてしまうおそれがあります。けれど、仕事を自分で選べるフリーエージェントならそんな心配はいりません。嫌な仕事は自分の意思ですっぱり切ってしまえばよいのですから。
雇われない生き方のデメリット
雇われない生き方には当然、デメリットもあります。それはある意味、メリットの裏返しでもあるのですが‥。いずれにせよ、デメリットについてもきちんと認識しておく必要があるでしょう。
1、収入が不安定
フリーエージェントとして働く上で最大のデメリットは、収入が安定しないことです。会社員であれば、毎月決まった額の給与が振り込まれますが、フリーエージェントの場合、報酬は当然ながら仕事をした分しか入りません。最悪、ゼロ円ということもありえます。そのため、計画的な消費や貯蓄ができず、行き当たりばったりの暮らしになったり、さらに家計の管理も困難になってしまう場合があります。
2、社会的信用が低い
もうひとつのデメリットは社会的信用が低いことです。たとえば、クレジットカード会社の審査や部屋を借りる際の不動産会社の審査などでは、フリーエージェントは会社員に比べると信用度が低く、格下にランクづけされます。
これは収入が不安定という理由だけでなく、世間一般の常識がそうなっているからでもあり、他にもフリーエージェントが不利になる場面は少なくありません。解決策としては少しでも収入を上げること、そしてそれを安定させること以外になさそうです。
3、孤独になりやすい
孤独になりやすいのもデメリットのひとつです。なにせ、毎日、会社に出勤する必要もないし、仕事によっては家から一歩も出る必要がないのですから‥。極端な話、誰とも会話しないで一日が終わってしまうこともまれではありません。
それを避けるには、フリーエージェント仲間と定期的に顔を合わせる、同じくフリーエージェントが多く集まるコワーキングカフェで仕事をする、といった方策が考えられます。またSNSなどネット上でちょっとしたやりとりするだけでも孤独感は紛れるものです。
4、常に勉強が求められる
フリーエージェントは実力勝負の世界です。常に新しい競争者と戦い続けなければいけない厳しい世界です。そこで生き残るには、時代の変化に対して常にアンテナを張ると同時に、必要に応じて新たな知識や技術を取り入れていかなければなりません。すなわち、常に勉強と自己研鑽が求められるということです。
もっとも、これは会社員も同様です。これからは会社員も勉強を怠ればそこにとどまることは難しい時代です。そのため、厳しさという点では会社員もフリーエージェントもいまやそう変わりはないといえるでしょう。
どうやって雇われない生き方を実現するか?
では、雇われない生き方を実現するには、どうしたらよいのでしょうか? ここではそのうちいくつかの方法をご紹介します。
週末起業
ひとつめは、会社勤めのかたわら週末など時間のある時に副業として小さく始める方法です。いわゆる週末起業です。これのよいところは、リスクをとることなく、実現可能性が試せることです。やってみて、これはいけそうだとなったら、それにかける資源を少しずつ増やしていけばいいし、もしだめだとわかった時は傷口が広がらないうちに撤退すればよいだけです。
これは経営学の教科書にも書いてあることです。経営学では「着手のドメイン」といって、最初は容易に攻略できるところで小さく始め、そこで得た資金をもとに本来やりたかった事業を始めるのがよいとされています。
スキル・資格を身につける
フリーエージェントとして仕事をするには、スキル・資格を身につけるのも大切です。というより、お客様からお金をもらう以上、専門的なスキルは不可欠ですし、さらに資格が必要な仕事であるなら、それがなければそもそも仕事自体受けることはできないのですから、これは当然といえば当然でしょう。
ではどうしたらスキルや資格を身につけられるのでしょうか?
これは、いまやっている仕事がそのままスキル向上や資格取得に役立つならば、そのまま仕事をすることで身につけられますが、そうでなければ自分で身につけるしかありません。その場合、なるべくなら学校に通ったり、オンライン講座を受講したりした方がよいでしょう。独学だと挫折しやすいこともあり、結局その方が近道となるケースの方が多いからです。
弟子入りする
フリーエージェントになるもうひとつの方法は、弟子入りです。
たとえば、陶芸家になりたいのであれば陶芸家に、そば打ち職人になりたいのであれば、そば打ち職人に、という形でその道のプロのところに弟子入りするのです。
といっても、今の時代、弟子入りなどというやり方は流行りませんし、実際、受け入れてくれるところもほとんどないでしょう。
ではどうするか? 弟子入りというより、そこの従業員として働くのです。陶芸家の場合、そう簡単に見つからないかもしれませんが、そば屋で働くということであれば、それほどハードルは高くないでしょう。もちろんいきなりそばを打たせてくれるところはほとんどないでしょうけれど、下働きをしながら熱心に頼めば少しずつ教えてくれるところはきっとあるはずです。
またカフェの経営を目指しているのであれば、カフェで働くという手もあります。
もっとも、昨今はそれもなかなか難しいご時世です。となれば、ここはやはり専門のスクールに通うなり、通信講座を受けるなりして、お金をかけて学んだ方が近道かもしれません。
幸い、今ではそうしたスクールやオンライン講座が数多くありますので、それらを積極的に活用することをおすすめします。
いきなり起業する
ユニークな技術やアイディアがすでにある場合にかぎりますが、いきなり起業するという方法もあります。
実際、とりわけネット分野にかぎっていえば、就職しないでそのまま会社を起こす、いわゆる学生起業はいまやそれほど珍しくありません。
むしろ若い感性に裏打ちされているからこそ、大人には見えない景色があるし、またそれだけつかめるチャンスも多いといえるでしょう。
ただし、起業すること自体は簡単でも続けるのはそう簡単ではないこともふくめ、十分な準備が必要であることを忘れてはなりません。
雇われない働き方の具体例
次に雇われない働き方の具体例をいくつか選別してご紹介したいと思います。
昔に比べて働き方が多様化してきて、雇われない働き方をしたい人には環境が整ってきたにゃ!
フリーランス
雇われない働き方の代表格ともいえるのがフリーランスです。フリーランスとは、会社などに所属せず、契約によってその都度仕事を請け負う独立した個人のことです。
似たような言葉に個人事業主がありますが、これは税制上のくくりで、法人ではなく個人で業務を行う者という意味です。フリーランサーといっても、なかには法人化している人もいますので、両者は必ずしも一致するものではありません。
フリーランスで多いのは以下の職業です。
ライター
雑誌やウエブ向けに記事を書いたり、企業の宣伝文を考えたりする仕事です。実力さえあれば資格などはとくにいりません。
デザイナー
さまざまなもののデザインを行う仕事です。広告や雑誌のデザインを考えるグラフィックデザイナー、洋服をデザインするファッションデザイナー、工業製品をデザインする工業デザイナーなどがあります。一般に専門学校や芸術系大学で学んだ人がなることが多いですが、実力さえあれば資格は不要です。
カメラマン
雑誌や広告などで使う写真を撮影する仕事です。広告写真家や報道写真家、動物写真家など、扱う被写体によって分野がわかれています。これも実力さえあればとくに資格は要りません。
編集者
書籍や雑誌、ウエブなどのメディア、またはそこに載せる記事を企画制作する仕事です。実力さえあれば資格はいりません。とはいえノウハウの多くが現場で培われるということもあり、通常は出版社や編集プロダクションなどで経験を積む必要があります。
ITエンジニア
いわゆるIT(情報技術)のうち、おもにソフトウエアに関わる作業を担当する仕事です。システムエンジニア、プログラマー、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニアなどその専門とするところによって分野が分かれています。
これも実力さえあればとくに資格は要りません。しかし、国家および民間の資格がいくつかありますので、可能であれば取得しておいた方が仕事は取りやすいでしょう。勉強方法には、独学、オンライン講座、スクールに通うなどがあります。
イラストレーター
広告や雑誌などで使うイラストを作る仕事です。たいていはクライアントの依頼に応じて制作、納品します。これもとくに資格は要りません。実力さえあれば、誰でもなることが可能です。問題はどうやって仕事を得るかですが、今はネットがあるので、昔に比べるとそのハードルも格段に低くなっています。
自営業
雇われない働き方には自営業というスタイルもあります。
自営業もフリーランスも似たような言葉であり、実際、意味としても重なる部分が多いのですが、ここではフリーランスや起業にジャンル分けするにはやや違和感のある次の仕事を自営業に分類してみました。
カフェ
カフェも雇われない働き方を志向する人に人気の仕事です。
スタッフの一人として働くだけならとくに資格は要りませんが、カフェを営業するには店舗ごとに最低1人の「食品衛生責任者」の資格を持つ人がいなければなりません。といっても6時間ほどの講習とペーパーテストのみですので、1日で取得は可能です。
またできれば最低限の実務経験はやはり欲しいところです。経験を積むためにもまずはどこかのカフェで働いてみることをおすすめします。その後、あるいはそれと併行してスクールに通ったり、オンライン講座を受講するとなおよいでしょう。
その他飲食店
腕に自信があれば、ラーメン屋、洋食屋、蕎麦屋、弁当屋などの飲食店を開業するという手もあります。
こちらも店舗として経営するには、「食品衛生責任者」の資格が必要です。ただし、こちらはカフェ以上に「腕前」がポイントになります。開業にあたっては会社勤めのかたわら、腕を磨くなど普段からの努力が必要不可欠です。
八百屋
雇われない働き方の選択肢には八百屋もあります。とくに有機野菜を専門に扱うなど特定のコンセプトに特化したものであれば、それなりの需要が見つかるでしょう。
単純に市場から仕入れて売るだけでは熾烈な競争に勝ち抜いていくことはできません。経営にあたってはマーケティングを含めた様々な工夫が不可欠になります。
投資
雇われない生き方のひとつとして投資家を挙げてもよいでしょう。具体的な投資対象としては一般に株、外国為替の他、不動産などが挙げられますが、最近では仮想通貨もそれに加わりました。
起業
誰かに雇われるのではなく、自分自身が雇う立場になるという意味で、会社を起こすーーすなわち起業もまた雇われない働き方のひとつといえるでしょう。
フリーランスや自営業に比べるとハードルは高いものの、うまくいけば一攫千金を得て、いわゆるFIRE(早期リタイヤ)を達成することも夢ではありません。
作家
雇われないで生きる道には作家という選択肢もあります。実力勝負の厳しい世界ですが、才能のある人にとっては考慮すべき選択肢です。
小説家・ラノベ作家
実力さえあれば、筆一本(パソコン一台)でできる仕事です。ネットの発達により発表の場も増えており、マネタイズの手法も多様化しています。
漫画家
こちらも実力さえあれば、特別な資格がなくとも収入を得ることができる仕事です。ネットが発達した現在、作品を世に出す機会も以前に比べると大きく広がっています。
木工作家
雇われない生き方として人気なものに木工作家という道もあります。どれだけ収入が得られるかは、これも能力次第ですが、ネット通販など新しい販路も生まれていますので、工夫しだいでは十分な収益を上げることが可能です。
陶芸家
こちらも実力さえあれば、雇われないで生きることのできる仕事です。木工作家と同様、ネット通販などを利用すれば工夫しだいで十分な収益を上げることが可能になります。
その他
雇われない働き方には、その他、次のようなものがあります。いずれも最近出てきた新しい仕事です。
YouTuber
YouTubeに動画をアップして再生回数に応じた広告料または視聴者からの「投げ銭」で稼ぐ仕事です。収入は、それこそ人それぞれですが、なかには億単位で稼ぐ人も出てきています。
せどり
せどりとは、安く仕入れた商品を高く売って差益を得るビジネスのことです。「転売」と呼ばれることもありますが、本質的には「商売」の基本そのものといえるでしょう。
高額な初期費用がいらない、スキマ時間ではじめられる、短期間で成果が出やすい、などから副業として人気があります。
アフリエイト
ブログなどに記事を書くことで広告主と見込み客をつなぐ仕事です。これまで広告会社が独占していた仕事を個人でもできるようにしたもので、いわば広告ビジネスを民主化したものといえるでしょう。これもパソコンひとつで始められますので、雇われない働き方を志向する人に人気の高い仕事です。
ネット通販
ネットを使って商品を販売する仕事です。通常、自分で生産した商品を直接販売する形が多いのですが、なかには他の生産者が作った商品を販売する場合もあります。後者は契約次第では無在庫販売も可能ですので、やり方によってはローリスク・ハイリターンのうまみのあるビジネスに育てることができるでしょう。
バイト
雇われない生き方のひとつとしてバイトや派遣社員で食っていく、という道もあります。いわゆるフリーターです。ただし、若いうちはそれでもいいかもしれませんが、ある程度年を取ったらどうするかという問題も出てきます。あくまでも本業を軌道に乗せるまでのつなぎと考えた方がよいでしょう。
自給自足
雇われない生き方を志向する人にとって理想形ともいえるのが、畑を耕して最低限の食料を自分で確保する自給自足です。とはいえ、現代に生きる以上、やはり現金収入は必要ですので、それには別途、何らかの仕事をもつ必要があります。その点、もうひとつ自分がやりたい仕事と組み合わせる、いわゆる「半農半X」という形態なら理想的なライフスタイルに近づくことができるでしょう。
※「半農半X:自給自足的な農業をやりながら、自分が好きな仕事(X)をして現金を稼ぐというライフスタイル
まとめ
これからは好むと好まざるとにかかわらず雇われない生き方が不可避なんだにゃ!
多くの人が憧れる雇われない生き方ですが、現実はそう甘くありません。けっして安易な道ではありませんし、むしろいばらの道といった方が正解でしょう。
しかし、記事のはじめにも書いたように、いまや会社勤めもそう甘いものではなくなりつつあります。
そのため今後は、多くの人が好むと好まざるにかかわらず、雇われない生き方を選択せざるをえなくなるはずです。
この記事では、その時にそなえて今から準備するための心構えを書いてみました。
ただし、もし今、会社などに勤務してそれなりに安定した生活を築いているのであれば、いますぐ会社を辞めるのには賛成しません。むしろできるだけ辞めないで長く会社にしがみつくことをおすすめします。
その代わり、週末起業や副業など会社勤めのかたわら将来の「雇われない生き方」への準備をできるだけ早いうちから始めておくことを提案します。
そうして経験と実績を積み重ねつつ、同時に会社への依存度を減らしながら、段階的に「雇われない生き方」に移行することを強くおすすめします。
なお、会社勤めを続けるにせよ、独立するにせよ、これからの時代、勉強は必要不可欠です。普段から知識を深めるとともに、アンテナを広く張り、常に新しい知識を取り入れることを怠らないようにしたいものです。
近い将来、雇われない生き方に移行する上で、この記事が、少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。
売るためのマーケティングから課題解決のためのマーケティングを提唱する独立系シンクタンク「ミライニウム」を主宰するマーケティング研究者。コピーライター、雑誌ライター、プランナーとして30年以上にわたり、マーケティングの実践および研究を続けている。北軽井沢隣接宣伝研究所所長。