ブログを書く際は、読者目線を忘れるべからず

ブログ記事というのはいったい何のためにあるのでしょうか? こういうと「そんなことどうでもいいだろ。ただ書きたいから書いているんだ」という人もなかにはいるでしょう。もちろん、それはそれでかまいません。

ただここで忘れてならないのは、読者の目線です。読者はいったい何のためにあなたの記事を読んでいるのでしょうか? 何を目的にわざわざあなたのブログに訪問してきたのでしょうか?

それはーもしあなたが有名人であれば話はまた別ですがーー何らかの答えを探すためです。

すなわちブログというのは、すくなくとも読者からみた場合、知りたい答えを教えてくれる情報源であるということです。したがって、もしあなたが少しでも大勢の人に読んでもらいたいと思っているなら、ブログ記事はあくまでもそのような読者目線から書く必要があります。つまり、それは読者の疑問に正面から答える記事か、なんらかの形で参考になる記事でなければならないということです。

ところが、書くという行為にあまりに没頭していたり、あまりに肩に力が入っていたりするとそのことが往々にして頭から抜け落ちてしまいます。そうしてまるでいっぱしの評論家にでもなったかのような錯覚に陥り、独善的な自説を滔々と並べ立てる、という間違いを犯してしまうことがあります。かくいう私もお恥ずかしい話ですが、いまもなお、そうした間違いをちょくちょく犯してしまっています。

とはいえ、それに気づくのはいつも書いた後、もしくは途中まで書いた後であり、いまさら書き直すのも面倒ということで、えーい、仕方がない、枯れ木も山のにぎわいだとばかり、そのままアップしてしまうことが少なくありません。

でも‥。いうまでもありませんが、こういうの、やっぱりやめた方がいいです‥。

このことはいわれた時には誰でも「その通りだ!」と素直に納得できることなのですが、いざ書こうとすると、多くの人はいつのまにかそのことが頭からすっぽりと抜け落ちてしまうようです。

そうした傾向はとくに私も含めた昭和世代の人に多く見受けられるようです。それは、あるいはブログなどなかった昭和世代にとって、公共に向けて書くという行為が、文学者やジャーナリストといった一部のプロフェッショナルにのみ許された特権行為であったということと無関係ではないのかもしれません。

そのため、どうしても文章を書くというと肩に力が入ってしまい、なにか高尚なことでもいわないといけないかのように勘違いしてしまうのでしょう‥。

しかし、読者は別にあなたの巧みな文章表現に感動したくて、もしくは客観的な裏付けのないひとりよがりの説を知りたくてわざわざ読みに来たわけではありません。何らかの知りたいことがあって、その正しい答えを得るためにやって来たのです。

そんな読者にしてみれば、偏見だらけの自説を得々とまくしたてられても困ってしまうはずです。おそらく期待はずれだったという失望感を与えたまま、途中で離脱されるのが落ちでしょう。

ブログを書く際は、読者目線を忘れないよう常に心しておきたいものです。自戒も込めてここに記しておきます。

こちらもご覧ください。

人気の投稿