ホームページ制作会社の選び方

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制作会社を見極める力と制作会社の分類

ホームページ制作を成功させる上で重要なのは、制作会社の選び方です。なぜなら、ホームページを実際に作るのは制作会社であり、その能力の限界がホームページの出来不出来におけるボトルネックになるからです。

では、どうすれば自社にふさわしいベストな制作会社を選ぶことができるのでしょうか。重要なのは、制作会社を見極める力です。制作会社を見極める力というのは制作会社の得意分野と力量を推し測る力です。具体的には、ホームページ制作の工程と制作会社に関する知識がそれにあたります。

それらに関する一定の知識がなければ、制作会社の力量をみきわめることなどできるはずがありません。場合によっては専門用語を連発してくる制作会社側の前になにがなんだかわからないままいいようにいいくるめられてしまう危険性さえあるといえるでしょう。

ということで、以下、それぞれの工程についてみていきましょう。

 

ホームページ制作の工程

HP制作の工程は、普通「企画立案」「デザイン」「コーディング」の三つの作業からなります。これに「プログラミング」や「コピーライティング」「写真撮影」などが必要に応じて追加されます。

企画
サイトの目的を明確にすること、そして、それを達成するためにはどのような表現や構成にすべきか、全体の方向性を決める作業です。建築でいえば設計図に相当するものであり、きわめて重要な作業になります。にも関わらず、ホームページにおいては、さまざまな理由からないがしろにされている工程でもあります。またそのせいで、トラブルの原因になりやすい工程だといもいえるでしょう。

通常、ウエブプランナーの守備範囲となる作業ですが、ときにはデザイナーや営業が担当する場合もあります。

料金相場は、制作総額の10〜20%程度が一般的です。しかし、その重要性があまり認識されていないことから、制作に付随して提供するサービスという感覚のところが多いのが現状です。

またこの企画立案作業に精通した制作会社はあまり多くありません。 企画を重視したホームページを作りたいのであれば、デザイン力ばかりでなく、企画力にすぐれたところを選ぶ必要があります。

デザイン

文字通り、サイトのレイアウトや配色など見た目のデザインを決める作業です。建築でいえば、意匠設計に相当するでしょう。

見た目というと、いかにも上辺を飾るだけの作業のように思われますが、そうではありません。ウエブデザインはサイトの操作性やそこでの体験の質にも関わる重要なものであり、そこにはユーザーに目的に沿った行動をさせるための様々な工夫や仕掛けが必要になってきます。すなわち、そこにはたんなる見た目以上の、いわば「その必然性があらかじめ計算されたデザイン」が要求されます。ユーザビリティ、ユーザエクスペリアンスといったウエブデザインの教科書に必ず出てくる言葉がその重要性を示しているといえるでしょう。

したがって発注する際の注意点としては、たんに見た目がかっこいいからとか、好みだからという基準で選んではならないということです。そうではなく、きちんと戦略に沿ったものであるかどうかという基準で選ぶ必要があります。ここはとくにホームページをはじめてつくる担当者の間違いやすいところです。よいデザインとは何かを判別する目利き力がウエブ担当者に求められる理由がここにあります。このあたりは重要な部分ですので、別の章で詳しくご説明いたします。

料金相場は、総額の50〜70%程度です。ただし、これは次に説明する「コーディング作業」も含めた場合の割合です。コーディングを別にした純然たるデザイン作業の場合は当然ですが、もっと低い数字になります。

デザイン料金の算定は、難しいのですが、通常は「基本デザイン料」に各ページごとのデザイン料を上乗せするという形で算定するケースが多いようです。

各ページのデザイン料金ですが、トップページは他のページより高いのが通常です。トップページは、他のページに比べて一番念入りに作る必要があり、その分手間がかかるからです。またトップページ以外でもイラストを多用したページとテキストのみのページでは料金が異なるのが普通です。イラスト作成には、かなりの手間がかかるからです。また複雑なイラストを使う場合は、それ自体、別途料金の対象となります。
コーディング

ホームページは、HTMLという一種のプログラムでできています。プログラムですので、知らない人が見ても、何がなんだかわかりません。その何がなんだかわからないものを書く作業がコーディングです。

このコーディングを自動的に行ってくれるのがいわゆるホームページ制作ソフトになります。そのため、普通はウエブデザイナーがデザインと一緒にコーディングまでやってしまうケースがほとんどです。

けれど、動きのある画面や特殊な操作性をもつページを作る場合など、複雑なコーディングが必要となり、そのためウエブデザイナーだけでは対応しきれないケースが出てきます。そうしたとき、重宝されるのがコーディングを専門にするコーダーと呼ばれる人たちです。コーダーに頼めば、複雑な動きをする画面であっても制作ソフトを使わず、手入力で一から組み立ててくれます。デザイナーとプログラマーのちょうど中間にいる人たちといえるでしょう。

料金相場としては、その難易度によっても変わってくるはずですが、一般的には総制作費の10〜40%程度なのではないでしょうか。

コーダーは、ホームページ技術が高度化する中、専門分化が進んだ結果、生まれてきた新しい職種でもあります。
ただし、コーディング作業そのものは、表示速度に若干の違いが出てくることを除けば、その巧拙が目に見えて現れるケースはそれほど多くありません。またその作業自体、裏方の作業であり、通常、コーダーが発注者と顔を合わせることもめったにありません。

技術

検索システムや予約システム、掲示板など、ホームページに特殊な機能を追加するためのプログラムを開発したり、カスタマイズしたりする作業です。高度で専門的な知識が必要とされる作業で、それを担当する人たちは一般にプログラマーと呼ばれています。

デザイン作業など他の工程とは明確に棲み分けがなされているのが普通であり、ウエブデザイナーがプログラマーを兼任したり、逆にプログラマーがウエブデザイナーを兼ねるというケースはほとんどありません。

その能力に対する希少性が高いこともあり、料金相場は、 ホームページ制作に関わる作業の中ではもっとも高い部類に入ります。デザインや企画であれば質を問わないかぎり、ちょっと勉強すれば誰でも比較的簡単に参入できますが、プログラミングの場合、仕事を受注できるレベルまでなるには相当程度勉強しなければならないからです。

総予算に対する割合は、どんなプログラムを組むかによって天と地ほども変わってくるので一概にはいえませんが、通常は10〜60%といったところでしょうか。

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